せん妄と痴呆

多くの臨床症状がせん妄と痴呆の識別に難しい傾向にあります。

せん妄が突然発症するのに対して、痴呆の発症は通常潜行性であります。

両者に認知障害が見られるが、痴呆の方が時間的にみて変化が少なく、一日の中であまり変動することが少ない。痴呆の患者様は通常意識清明であります。

せん妄の場合は意識が低下する時間があります。

時々、せん妄は痴呆患者様にも生じますが、これは曇った痴呆として言われています。

もともと痴呆の病歴がある時には、せん妄が重複していると思ってもよいですね。